真宗大谷派日豊教務所

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門前街道探訪

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門前街道探訪 

[門前茶房] [松月堂] [田中温泉] [萬壽軒] [親玉本舗]
[五所生花店] [千財農園(フジ園)] [藤原茶舗] [常徳屋酒造場] 「門前広場」
[西別院・極楽通り]




[門前茶房]宇佐市四日市横町 電話0978(33)2788
         営業12〜21時(日・祝10〜15時) 水曜定休 Pあり

 今年三月にオープンしたばかりの「門前茶房」は別院北側入口の向かいにある。喫茶から和風甘味、食事、アルコールまでバラエティーに富んだメニューがそろう。特におすすめは「ぽからのチキンカレー」(七〇〇円)だ。その他本格的なコーヒーも充実し、水出しアイスコーヒーなどはうれしい一品。

 店内は元々築百五十年を超す古民家をリフォームしていることもあり、大変落ち着いた雰囲気で、座敷からは庭も眺められる。十一月からはさらにリニューアルし、旬の食材を中心にしたメニューが増えるそうだ。注目すべきは食べ物、飲み物持ち込み可能ということだ。(但し各自持ち帰ること)

 地域の人々がいつでも集える場として四日市の名物店になりそうだ。






[菓舗 松月堂]宇佐市四日市44-10(サンリブ前) 
           電話0978-32-0113 営業9時〜18時 水曜定休

  「宇佐市に行くなら お土産たのむ 一口十里の 大十里越」

 菓舗松月堂謹製の飴玉「大十里越」は、その昔いまだ交通不便の頃、別院お取越報恩講へ徒歩で参詣の老若男女が、「一口食べれば十里を越える」と道行くつれづれに賞味したところから、この由緒深き「お取越」に因んでこれを「大十里越」と名づけられたそうだ。

 種々ブレンドされた肉桂味の大玉は、今や宇佐の名物飴としてお土産や贈り物に愛用されており、そのほか蜂蜜芳露や饅頭などお抹茶といっしょにいただきたい和菓子も揃っている。別院参詣の折には、ぜひ立寄りたいスポットだ。






[田中温泉 めん処 たなか]宇佐市四日市2634(サンリブ横)
         電話0978-32-0851 営業14時〜23時 火曜定休 P有り

 昭和23(一九四八)年創業の田中温泉は平成元(一九八九)年に現在の建物となる。地元の方はもちろんのこと、別院や教区の諸行事で入浴施設のない教区会館に宿泊する方にとって、長年愛されてきた銭湯だ。四年前には館内に手打ちうどんの店「めん処 たなか」がオープンした。入浴と食事の両方ができるのは魅力。銭湯での「風呂あがりの一杯」(牛乳?ビール?)は特に最高!毎週日曜日はサービスデーで、家族で入浴すれば子どもさんは無料。





[割烹旅館萬壽軒] 宇佐市四日市42-1 (サンリブ前)電話0978-32-0005・1866

 四日市商店街に一際目立つ門構えの「萬壽軒」は老舗割烹旅館として今年で創業百二十六年の歴史を持つ。明治13(1880)年の創業時は西別院北の桜岡神社前にあったが、大正15(1926)年現在の場所に移った。爾来80年、ほぼそのままのたたずまいで残っている。

 門をくぐり、玄関に足を一歩踏み入れると時代を錯覚したかと思えるくらい懐かしい思いを抱く。東西別院の関係者にも永年利用され、かつては東西本願寺のご門首やご連枝も来られたそうだ。

 5年ほど前から宿泊はできなくなったが、現在も昼、夜とも予約の団体客のみ食事が可能。四代目ご主人の酒井正さん(88)は古い建物の維持と庭の手入れだけでも大変だが、いのち終えるまではがんばるとおっしゃっていた。





[親玉本舗]宇佐市四日市1388 電話0978-32-0178

 和菓子専門店「親玉本舗」は創業80年を越す老舗である。初代店主が考案し創業以来四日市銘菓として名高い「親玉饅頭」は、青えんどう、白あん、あずきの三色が楽しめる。昔から別院参りのお土産として定番の一品で、懐かしい味は今も変わらない。他にも「鬼瓦最中」など種類満載。新しい種類のお菓子もあり、一押しは抹茶とコーヒーの生クリームの入った大福「小福」と三代目の店主渡邉光一さんは語っていた。







[五所生花店]宇佐市石田58-1 電話0978-32-0728

 「五所生花店」は昭和29年、別院近くに店舗を構え創業。その後四度移転し平成12年、旧道と国道の間にある現在の店舗となった。店名が珍しいと思っていたが、店主が五所さんという姓ということで、既に四代目となっている。

 この店は古くから東西別院の仏華の花材を納めて下さっている。品揃えが大変豊富で、広々とした敷地から駐車場だけでなく、店内もゆったりとしたスペースがある。色とりどりの季節の花で埋め尽くされ、見ているだけで華やかな気持ちになる店である。






[千財農園(フジ園)]宇佐市四日市小菊町 電話0978-33-2388

 本耶馬溪に抜ける樋田四日市線に入るとすぐに小倉池があり、その周囲を望む丘陵地の茶畑が千財農園。ご主人の千財康雄さんが「お茶を買いに来てくださるお客様に少しでもたのしんでいただければ」と全国よりフジを集め出したのは今から15年ほど前。今では製茶工場横にある2400坪の藤棚に220本のフジが咲き、花目当てで遠方から訪れる人も多い。園内にはテーブル付きのベンチが用意されているが、嬉しいことにフジの鑑賞は無料。見頃は4月下旬から5月連休あたり。白、ピンク、紫など見事なフジの花と甘い香り、新緑の茶園と新茶を煎じる香ばしい香りは初夏への移ろいを楽しませてくれる。





[藤原茶舗]宇佐市四日市1391 電話0978-32-0019 営業時間9:00〜19:00

 「藤原茶舗」は明治20年創業のお茶の老舗。大正時代に四日市の門前街に店舗を開き、現在で四代目になる。店内には数種類のオリジナルブレンドのお茶が並び、それ以外にも季節を感じさせる和菓子や、紅茶・コーヒー、茶器や包装用の風呂敷まで多種の商品を取り揃えている。その中でもお勧めの品は「門前町よか市茶」。また毎年四月下旬から五月中旬にかけて新茶まつりを行っている。店員の豊田和江さんは「宇佐市だけでなく、中津や大分方面からも買いにきてくださる方がいる。今後も変わらず美味しく安いお茶を提供していきたい」と話してくださった。






[常徳屋酒造場] 宇佐市四日市1205-2 Tel 0978-32-0011

 四日市門前町に店舗を構える「常徳屋酒造場」は明治40(1907)年創業の酒造場である。昭和59(1984)年より従来の清酒蔵から焼酎蔵へと移行し、 ( こうじ ) 造り、一次 ( もろみ ) ・二次醪、蒸留・貯蔵熟成に至るまでの全ての行程を半手造りで行っている。また数多くの独自ブランドの焼酎(麦焼酎)の販売も行っている。「今後もより一層お客様に喜んで頂ける良酒を醸すべく、経験と精進を重ねていきたいと思います。」と専務の中園誠さんは語ってくださった。





[門前広場]

 「門前広場」は四日市街なみ環境整備事業の一環として、昨年末に旧警察署跡地に完成した。この広場を作った経緯と願いについて、おとりこし振興協議会長の安部敏雄さんは「東西別院を中心とした門前町の活性化を目指して作りました。今後は公園兼イベント広場として、七夕祭り、門前町よか市(毎月第2土曜日実施)など、市民の人々の憩いの場として活用していきたい」と語る。広さは約2100平方メートルで、別院の報恩講期間中には駐車場としても使用できるとのこと。




[西別院・極楽通り]

 四日市は全国でも珍しく、東西両別院が隣接して建てられている地域である。「西別院」の現在の本堂は安政六(1859)年に建てられ、平成十二(2000)年には大改修が行われたばかりである。19間四面の大伽藍で、九州では最大の木造建築物と言われている。

また、今年春には宇佐市が四日市地区で実施している街並み環境整備事業の一環で整備していた「極楽通り」が完成した。東西両別院を中心に四日市門前町が昔の活気を取り戻していくことが願われている。


真宗大谷派 日豊教務所
〒879-0471 大分県宇佐市四日市1425-1 Tel.0978-32-0050 Fax.0978-32-0092
e-mail:nippo@tomo-net.or.jp

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