四日市別院 本堂御修復日記 第20号

2015年02月02日

現場の動き:屋根は背面、妻面の瓦葺き、正面は向拝箕の甲部分の瓦葺きを行っています。木工事は、浜縁の縁板繕い・敷込み、後堂軒天井板張りを行っています。今後は大屋根箕の甲部分の瓦葺き、内部天井板張替え、後堂部分内法貫等取替え、壁竹小舞い工事の予定です。
なお、本堂修復工事の素屋根解体を4月に迎えることから、修復視察は3月末までとなっておりますので、ご承知おきください。

国登録有形文化財 真宗大谷派四日市別院本堂保存修理工事 進捗状況 2015年1月30日現況

【屋根瓦工事 1】

妻屋根の瓦葺き
軒先に糸を張り、瓦の通り・高さを確認し、葺き上げられます。

【屋根瓦工事 2 】

向拝箕の甲瓦葺き
漏水等特に注意する部分であり、一枚一枚勾配等確認しながら慎重に瓦葺きを行います。

【大棟鬼瓦】

大鬼瓦(20のパーツに分かれた瓦の総重量約1トン。 組み立てると縦3.4m、横4.0mにもなる。鬼瓦工房 清泉(姫路市にて)

【手挟み】

手挟み(たばさみ)ケヤキ材 蓮の絵様
長さ190㎝、 厚さ29㎝、 重量約120㎏

【妻 壁】

現場技術指導の状況 (妻壁竹小舞)
総合監修者:江面先生
設計監理:㈲夢和詩生伝統研究所 福島所長

【床廻り木工事】

浜縁板の繕い・敷き並べの状況 (浜縁板は主にクス材が使われ、その他にもイチョウ、マツ、トガ材も部分的に使われていました。