四日市別院 本堂御修復日記 第25号

2015年06月29日

現場の動き:素屋根解体作業完了し、本堂内部は木製建具の修理、及び製作、現場での建て付け調整作業を行っております。
4月11日の本堂修復現場特別公開をもって修復工事の視察は終了いたしました。2013年10月より実施した視察は、延べ3414名の方にご覧いただきました。本堂は8月末に完工しますが、内陣修復工事で漆塗りが行われるため、9月以降においても、本堂内は立入禁止となります。
なお、素屋根の大型クレーンを使用した解体を5月中旬から行うために、駐車スペースが縮小されますことご承知おきください。

国登録有形文化財 真宗大谷派四日市別院本堂保存修理工事 進捗状況 2015年6月29日現況

【修理後本堂外観 1】

本堂正面外観

【修理後本堂外観 2 】

本堂側面外観

【足場設置 工事】

内装工事用に御内陣 及び 外陣正面に足場を設置

【後門枡組 下地工程①】

素地の荒れを整え、生漆で含浸補強(木地堅め)。
干割れ・接合部を彫り込み(刻苧彫り)刻苧を埋める。
ヘラを使い刻苧箇所を平滑に整える(刻苧揃え)。

【後門枡組 下地工程②】

素地を平滑にするために地を付ける(地付け)。
塗膜を砥石で荒らし漆の密着を良くする(地研ぎ)。
錆を付けて肌を整える(錆付け)。
素地を砥石で平滑に研ぐ(錆水研ぎ)。

【後門枡組 漆塗り工程】

刷毛を使い漆を塗っては、砥石で研ぐ(中塗り~中塗り研ぎ)。
塗膜を平滑に整え、最終の漆を塗る(上塗り)。