四日市別院 本堂御修復日記 第27号

2015年10月31日

現場の動き:今年6月より引き続き御内陣の漆塗り作業を行っております。
阿弥陀様がご安置されます中尊前廻りをほぼ塗り終え、現在は外陣正面の上部斗組から、虹梁、束柱、長押と順番に作業を進めております。また同時に内陣長押を仕上げ、各丸柱の下地工程も進めております。
9月には今回御新調になります折障子の木地合わせを行いました。以前の丁番式の取り付けから、より強度のある軸回し式に変更するため、現在の本堂に合わせた取り付け位置の確認を行いました。

国登録有形文化財 真宗大谷派四日市別院本堂保存修理工事 進捗状況 2015年10月20日現況

【 内陣長押 漆作業① 】

素地を平滑にするため下地を付ける

【 内陣長押 漆作業② 】

下地を付けては表面を研ぎ、より平滑にする(繰り返し)

【 内陣長押 漆作業③ 】

中塗り後、さらに塗り面を研ぎ上塗りをかける

【 内陣長押 漆作業④ 】

長押 塗りの完成

【 折 障 子① 】

漆を塗る前の木地の状態

【 折 障 子② 】

本堂の傾きに合わせ、取り付け位置を確認