四日市別院 本堂御修復日記 第29号

2015年12月30日

御遠忌横断幕現場の動き:御内陣漆塗り工事が終盤にかかり,残す箇所は外陣正面の敷居のみとなりました。
年明け1月中旬からは丸柱の金箔押し工事を開始予定です。また今月は各壇障壁画の下貼り工事(合計7回の下貼り)を施工しました。
12~16日の報恩講期間中には、5日間で多くの参詣者が今回の本堂改修と御内陣修復工事の説明を聞きに来られました。御内陣は漆を使用しており、本堂内には入れません。

国登録有形文化財 真宗大谷派四日市別院本堂保存修理工事 進捗状況 2016年12月20日現況

【 御内陣 左余間 】

漆が塗り上がった余間壇。

【 御内陣 左余間 】

壇の框(かまち)に姿が映り込む。鏡が普及する以前は漆を塗った板を鏡代わりに使用していたと云われる。

【 各壁面 下貼り 】

新しく貼り替える金紙の下に、数種類の和紙を層ごとに向きを変え重ね、壁面の補強を行う。

【 各壁面 下貼り 】

①骨縛り→②胴貼り→③蓑掛け →④蓑縛り→⑤下浮貼り→⑥上浮貼り →⑦浮縛り の工程を踏む

【 漆塗り工程 見本 】

左上の木地の状態から順番に漆が塗られていく工程を見本の板を使って説明が行われた。

【 御内陣修復説明 】

漆塗りの様子を写真を見ながらの説明が行われた。毎日50~100名以上の方にお集まり頂いた