真宗大谷派日豊教務所

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 坊守会

坊守会


2008年度事業計画報告

 2008年度日豊教区坊守会は坊守会結成50周年を迎えました(真宗大谷派坊守会連盟に連動しての結成のようです)。この50年の歩みは坊守の先輩方のご苦労の歩みでありました。それはお寺が担っている役割をはっきりさせることであり、そのお寺で生きていくことの意味を問う歩みでもありました。

 今、多くの人が人間関係に苦しみ、人と人が真に出遇うことの難しい時代を生きています。住職と坊守、寺に住むものと門徒が一人ひとりとともに問題を共有し、宗祖親鸞聖人と出遇っていく場としてのお寺が願われているのではないでしょうか。

 坊守会では51年目の動きとして「坊守届を出しましょう」、「得度も受けましょう」、「坊守就任式に参加しましょう」と発信しています。この呼びかけはすなわち坊守としての自覚と自立を意味しているのではないでしょうか。坊守と住職と門徒とがそれぞれの立場から思いを語り、共に念仏者として手をたずさえ、新たな一歩を踏み出すことが願われているのです。

(教区坊守会長 多田益子)

名称 テーマ 人員 会場 講師 期日
(1) 教区坊守声明講習会         10月9〜10日


 10月9日〜10日、四日市別院にて熊谷青冬師を講師にお迎えして教区坊守声明講習会が開催されました。今年の課題は「正信偈真四句目下・念仏讃淘五」。

 『「偈」も「讃」も仏を讃えるうたです。間延びしないように、リズムよくトントンいきましょう!そうして最後のお浚いでは私を泣かせてください!』という先生の声に励まされ、参加者19名、喉を嗄らして真剣に稽古しました。

 「何度練習しても難しい」、「半音、一音の上下が分かりにくい」、「もっと稽古したい」、「装束のことも知りたい」、「内陣出仕なんて初めて練習した」等々の感想がありました。「毎年この講習会に出るのを楽しみにしています」という方もいました。お浚いは、僅かに悔いの残る出来栄えでしたが、それぞれの担当を懸命にこなして達成感は残ったのではないでしょうか。


 自坊で主体的に法務に携わっている坊守さんはまだ少数派のようですが、住職のお手伝いで葬儀の?役や月忌参りをされている方はかなりあるようです。急遽頼まれて枕勤めを、ということもあるかも知れません。今回の講習がすぐに役立つことは無くても、これからの寺での生活の中で何か小さな自信のようなものが得られたのではないでしょうか。

 「正信偈真四句目下・念仏讃淘五」は、報恩講で基本になるお勤めです。きちんと覚えて、来たる四日市別院の報恩講では列座さんたちと一緒にお勤めさせていただきたいと思います。

(中津組 清原えつ子)

(2) 新人坊守研修会 ※別院一泊奉仕研修       4月予定
(3) 新人坊守声明講習会         9月29日


 9月29日、四日市別院にて大場孝丸師と熊谷青冬師を講師にお迎えして、新人坊守声明講習会が行われました。講習に入り、大場先生から念仏相続していくうえで大切なことをお聞きしました。

  教学なき宗教は普遍性を欠き
  儀式なき宗教は思想化する

 日頃、坊守として寺の掃除やご門徒方の接待などに追われる身です。「教学」・「儀式」に関しては、直接的に住職の役目になっていることを幸いにしていたのか、寺に住む者としていかに向き合っていなかったかを自分自身に問われ、身の引き締まる思いで講習に入ることができました。
 講習中は先生の調声に導かれながら皆さん一同に声を出され、日頃お月忌参りをされている坊守さんや、人前ではあまり声を出されたことのない坊守さんなど様々な方のお念仏が心地よく響き渡りました。合間では、小さなお子さんたちも交えて和やかに過ごさせていただきました。


 声明講習会には、何度となく参加させていただいています。私にとっては、自分自身のお勤めを直視できるこの場は、常連?にもかかわらず常に新鮮な刺激をいただいています。先生の調声に合わせているうちに、普段の自分がいかに形だけの声を出しているか、肌で感じずにはおられない場です。毎回進歩がないのか忘れるのか、回数は重ねてもまさに「新人」という境地での参加なのです。

 衆徒として、念仏相続の重みを新たに問いただされた一日をいただきました。

(宇佐組 此松清美)

(4) 教区坊守研修会         5月予定
(5) 各組坊守学習会講師会 ※各組坊守学習会        
(6) 『坊守会だより』 48号発行        


2007年度事業計画報告
名称 テーマ 人員 会場 講師 期日
(1) 教区坊守声明講習会 真宗の儀式に学ぶ
教区坊守50周年記念事業での同朋唱和による勤行に向けて
19名 四日市別院・教区会館 熊谷青冬 10月29日〜30日


 10月29〜30日、「教区坊守声明講習会」が講師に熊谷青冬師(田川組浄華寺)を迎え、開催された。来年5月14〜15日に迎える教区坊守会結成50周年記念事業における法要に向けての練習ということもあり、厳しく、また時にはユーモアを交えて楽しく指導いただいた。

 また、11月1〜2日には「新人坊守研修会」(四日市別院一泊奉仕研修)が開催された。テーマ「そもそも坊守って何でしょう−私が寺に生きる意味」のもと、隈部悟四日市別院輪番よりお話いただいた。また勤行練習や讃歌練習、靖国問題についての問題提起も行われ、盛りだくさんの内容であった。

 研修を終えた参加者からは「大変だったけど楽しかった」「次回も参加していろんな人と交流したい」との感想が聞かれた。(教区坊守会長 多田益子)

(2) 新人坊守研修会 そもそも「坊守」ってなあに?
― 私が寺に生きる意味 ―
19名 四日市別院・教区会館 隈部悟教務所長・輪番 11月1日〜2日
(3) 新人坊守声明講習会 「お勤めに学ぶ−声明の基礎―」 15名 四日市別院・教区会館 大場孝丸
熊谷青冬
2月12日


(4) 教区坊守研修会 【教区坊守会結成50周年記念100人の集い】
※本山女性室公開講座と共催
116名 四日市別院・教区会館 伊藤 元 5月14日〜15日
(5) 各組坊守学習会講師会 ※各組坊守学習会・・・【50周年記念事業】
「恵信尼消息に学ぶ」
    4回
 8/27
 11/7
 1/31
 5/21
(6) 『坊守会だより』 47号発行【50周年記念事業】   発行部数 500部   発行期日 4月1日

2006年度事業報告
名称 テーマ 人員 講師 期日
(1) 新人坊守声明講習会 お勤めに学ぶ−声明作法−  22名 大場孝丸 師
熊谷青冬 師
9月29日
(2) 教区坊守声明講習会

真宗の儀式に学ぶ
−御正忌報恩講における声明作法・儀式作法−

18名 相良義則 師  10月10〜11日


 新人坊守声明講習会(テーマ「お勤めに学ぶ」)が9月29日、教区坊守声明講習会(テーマ「報恩講における声明・儀式作法」)が10月10〜11日に行われた。参加者からは「自己流で覚えていたことがわかりました。」「子どもを連れて参加出来ることがよかった。」「のむ音や念仏が難しい。」「 ? ( きん ) の作法をくわしく教えてもらい良かった。」(以上、新人声明)「伽陀、表白、御文等を内容に入れてほしい。」「法務はほとんど住職だけだが知らないでいるより知ってる方がいいと思う。」(以上、坊守声明)との声が聞かれた。 (教区坊守会長 多田益子)

(3) 新人坊守研修会 私が寺に生きる意味
坊守ってなぁーに?
14名 小袋雅文先生 4月26〜27日


 4月26〜27日、四日市別院にて小袋雅文先生(築上組西教寺住職)をお迎えし、2006年度日豊教区新人坊守研修会(四日市別院一泊奉仕研修)が一泊二日で開催された。「私が寺に生きる意味〜坊守ってなぁーに?〜」をテーマに、日頃交流のない坊守同士が清掃奉仕で汗を流し、共に語り合い、座談会ではそれぞれが自分をふり返り、活発に意見交換が行われた。また、お内仏のお給仕作法、讃歌練習、坊守の現状についてのお話なそ、日程も充実していたと思う。最後は、小袋先生より「いろいろと模索して自分なりの坊守になれば良いのです。」とホッとする一言をいただき、それぞれ一人ひとりが新たな自分に出会い研修を終えた。(耶馬溪組 清原麻比)

(4) 教区坊守研修会

『恵信尼消息』に学ぶ
−あなたと出あいたい、今、共に−

74名 今井雅晴 師 6月1〜2日

 教区坊守研修会が6月1〜2日、講師に今井雅晴先生(筑波大学名誉教授)をお迎えして、参加者74名で開催された。
 教区坊守会は08年に坊守会結成50周年を迎え、その記念事業の一つとして、07年度の坊守学習会で『恵信尼消息』に学ぶ取り組みを始める。
 今回の研修会はその取り組みのスタートと位置づけ、恵信尼さまが生きた時代の女性の生き方や夫婦のあり方等、歴史的背景を学び、これからの各組学習会につなげていこうというものである。
 参加者の感想文からも「衝撃的だった」「恵信尼さまの見方が変わった」等、私たちの思っていたこと、考えていたことの違いに戸惑う声が多く聞かれた。
 今後、『恵信尼消息』に学ぶ歩みを通して、夫婦とは、家族とは何なのかを改めて見つめ直す手がかりとし、共に宗祖としての親鸞聖人に出遇うということが願われていくように思う。
(教区坊守会長 多田益子)

(5)各組坊守学習会講師会     5回:9/11、12/5、2/5、6/8、6/27
(6) 『坊守会だより』     45号/46号

2005年度事業報告
名称 テーマ 講師 期日
(1)新人坊守声明講習会
  (参加者:27名)
お勤めに学ぶ−声明作法− 大場孝丸 師
熊谷青冬 師
9月26日
 去る9月26日、教区坊守会主催による「新人坊守声明講習会」が教区会館において開催された。

講師として、大場孝丸師、熊谷青冬師にご出講いただき、正信偈同朋奉讃式を中心内容としたAコース、念仏和讃三淘を中心内容としたBコースに分かれ講習が行われた。参加者からは、「丁寧に教えていただき、はっきりと声をだせるようになった」、「声明は仏徳讃嘆であるということをはじめて知った」、「新人坊守の講習なので、間違っていても正しく教えていただけると思い参加した」等の声が聞かれた。

(2)教区坊守声明講習会
  (参加者:22名)
真宗の儀式を学ぶ
−葬儀における声明作法・儀式作法−
相良義則 師 10月13日・14日
儀式の大切さを学ぶ

10月13日・14日と一泊二日にて、教区会館と四日市別院を会場に「教区坊守声明講習会」を開催した。当講習会は、坊守も儀式を勤めることが多くなったことから声明の講習をしてほしいとの声に応え、五年前から「とにかくやらねば」という必要にかられてはじめた取り組みである。

 当初は、事業として成り立つのだろうかと不安を抱いていたが、今では「正式な声明を習いたい」とか「今のところは必要ないが声明は学びたいから」と参加理由はそれぞれながらも、毎年20名以上の参加があり、定着した事業となってきている。

 「真宗寺院に住する者にとって、声明の練習をするということは必要でなく必然です。」と講師の相良義則先生(竹田組光西寺)にも励まされ、今年も昨年同様『真宗の儀式を学ぶ』―葬儀における声明作法・儀式作法―というテーマのもと、枕勤めから伽陀、路念仏、鈴打ち、中陰の御文と休む暇も惜しんでご指導をいただいた。最後は模擬葬儀を行い、次回に向けての宿題もいただき講習を終えた。

(教区坊守会長 多田益子)


(3)新人坊守研修会(参加者:26名) ※別院奉仕研彦 私が寺に生きる意味 藤場芳子 師 4月18〜19日

 4月18日・19日、今年度新人坊守研修会がテーマ「私が寺に生きる意味」で藤場芳子師(金沢教区第三上組常讃寺准坊守、女性室スタッフ)を迎え、教区会館で開催された。以下感想文から

 「何のための〈南無阿弥陀仏〉と、いまいち自分の中に入ってこなかったのですが、阿弥陀様からの「お前、それでよいのか」との呼びかけであると聞き、頭の中が少しパッと開けた気がしました。」「自分が坊守であるということを

余り気にしなくても生活はできる・・・というところにこの問題の根の深さがあると思いました。」「坊守問題の論点をわかりやすく、具体的に話していただいて、本当に坊守の口から生の問題を聞けたということが有難かったです。」「子供づれでも大丈夫な研修会はありがたい。」「お話の中で印象的だったのは、お寺と普通の家との違いは屋根だけだということでした。」

 それぞれ一人ひとりの所で何かを感じ取られた研修会となった。

   (教区坊守会長 多田益子)



(4)教区坊守研修会(参加者:60名) 教えと生活−あゆみを問う− 伊藤 元 師 5月8〜9日
(5)坊守講師学習会 4回     8/26、10/4、2/6、6/7
(6)『坊守会だより』 43号/44号発行    



2004年度事業報告
名称 テーマ 人員 会場 期日 講師
(1)教区坊守会声明講習会 真宗の儀式を学ぶ 30名   3月3〜4日 相良義則
(2)新人坊守研修会
※別院奉仕研修
私が寺に生きる意味 22名   4月20〜21日 伊藤元
(3)新人坊守声明講習会 お勤めに学ぶ
一声明作法一
25名   5月10日 大場孝丸
熊谷青冬
(4)教区坊守研修会 私にとって真宗とは
一正信偶に学ぶ一
57名   5月16〜17日 古田和弘
(5)坊守講師会4回       9/17,11/8,1/27,5/26
 
(6)『坊守会だより』
42号発行
         


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