真宗大谷派日豊教務所

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 日豊教区総合推進委員会 専門委員会

 別院の将来構想を
   「四日市別院機能整備に関する専門委員会」発足


 「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を機とする日豊教区総合推進委員会」では「四日市別院機能整備に関する専門委員会」が新たに設置され、1月16日に第一回専門委員会を開催した。

 〈別院の方向性を見定めるために、教区全般からの意見集約と、それについての協議内容を報告書としてまとめる〉が業務内容。

 別院の将来展望は、長年の懸案事項であり、これまでも検討協議が重ねられてきた。今回の専門委員会もその取り組みを受けて設置され、教区教化拠点としての別院の方向性を見いだすために重要な役割を担う。

 専門委員会では「一人でも多くの方に四日市別院の現状を知っていただくことが先決である」と確認され、早急に(今年度中)各組にて四日市別院についての報告・現状説明と話し合いの場をもつこととなった。

 別院の将来構想を話し合うには、建物の件を避けては通れない。老朽化と度重なる災害による別院本堂の破損状況の報告を受け、それを踏まえながら考えていただきたいというねらいもある。建物の耐久年数に関しては時間的余裕がないのが現状であり、将来に向けた方向性の選択も急がれる。

 そのためにはまず一人一人が教区に関わるものとして積極的に意見を出していきたいものである。


      2006/1/16 第1回専門委員会における別院本堂破損調査報告の様子


 第1回専門委員会


 3月の臨時教区会・門徒会で設置が承認された「四日市別院修復準備に関する専門委員会」の第一回目が6月18日に教区会館で開催された。委員は渡邉委員長をはじめ、各組長、教区門徒会、総合推進委員会などから32名。専門委員会発足までの経緯と所管業務の確認があり、村上良靜委員が主査に選出された。

 早速、委員会の協議の進め方、今年度の予算措置などについて協議が行われ、教区内に理解が得られるために透明性をもち、なおかつ信頼の高い事業を行っていくことが重要であると意見がまとめられた。今後は委員会内に組織された企画委員会(12名)を中心に業務が展開されることになった。


 第2回専門委員会


 別院本堂については、これまで様々な議論や協議を重ねた結果、教区では「修復」という方向が確認されたわけだが、その中身は全くの白紙状態である。今後より具体的な計画を策定するため、建築の面で専門的な見解が不可欠であるということで、西本願寺御修復や四日市別院山門修復でも関与された京都府教育委員会文化財保護課の菅澤茂氏を招聘し、別院建物の現状と別院修復に向けての方途についてそれぞれ報告・説明を受けた。また前日の17日には菅澤氏より別院諸建物、周辺について目視調査が行われた。

 氏の見解としては次のとおりである。別院については、浄土真宗の九州布教史においても重要な意味を持ち、本堂の建築も大型で荘厳な建物である。四日市周辺の文化的歴史的な位置から見ても高い価値がある。しかし、数年前に比べ破損度も進み、早期の修復が必要。また、修復の方途については、別院の宗教的背景からしても文化的な価値を維持する位の規模を視野に入れた修復を望むということである。修復の方法についてはいくつかのパターンが紹介されたが、まずは文化財クラスの宗教建築に対し経験豊富な方を選定し、その方に調査・設計・監理という形で加わってもらいながら進めていくことが理想的と述べられた。

 委員会の協議では菅澤氏の提案を受け、まずは設計監理業者の選定を行うことが確認された。また菅澤氏を山門修復時同様に顧問として選任し協力いただくことになった。


 第3回専門委員会


 菅澤顧問より推薦いただいた設計監理業者から業者選定を行うことが第2回専門委員会で確認されていたため、民間、団体より2者の推薦があった。協議の結果、山門修復などにも携わり、教区の事情を把握している夢和詩生伝統建築研究所一級建築事務所が望ましいということで選定された。今後は協議を十分に行いながら進めていくことになる。



 第7回専門委員会


 2008年9月17日、教区会館にて第7回「四日市別院修復準備に関する専門委員会」が開催された。総合推進委員会第11回「総会」で報告する事項について協議を行い、次の3点について「総会」へ報告することが承認された。

1.四日市別院の基本構想について

 四日市別院基本構想の構築の原案を作成するため、「別院活動室委員」、これまで別院の教化事業に関わってきた「同朋の会教導」「四日市別院修復準備に関する専門委員会企画委員」等で協議を行う。

2.「要望書」(田川組有志)について

 要望書に応答する原案を「四日市別院修復準備に関する専門委員会企画委員会」にて作成し、「四日市別院修復準備に関する専門委員会」にて検討し、応答していく。

3.内陣修復について

 募財の基礎資料として使用するために内陣修復の見積もりをとる。


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