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9月17日、「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を機とする日豊教区総合推進委員会」の第11回「総会」が開催された。今年度は先の第10回「総会」で承認された『第3期(長期)実施計画』の中の「2008年度の取り組み」に基づき、協議を進めていくこととなる。今回の総会では「四日市別院修復について」と「日豊教区・四日市別院宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要について」の二点についての提案がなされ、承認された。
まず、四日市別院修復については「総会」に先立って行われた「四日市別院修復準備に関する専門委員会」の報告がなされた。また福島孝篤氏(有限会社夢和詩生伝統建築研究所長)より本堂本調査進捗状況の報告、江面嗣人氏(岡山理科大学教授)より登録有形文化財申請についての説明があった。
次に日豊教区・四日市別院宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要については、趣旨説明の後、班別にわかれての座談が行われた。座談では主に別院修復工事を日豊教区・四日市別院宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の記念事業として行うのかということ、またどのように日豊教区・四日市別院として御遠忌法要をお迎えするのかということについて意見交換がなされた。
そして今後の進め方として今回出た意見について「総合推進委員会企画作業班」において集約をし、次回の「総会」において協議していく。また、11月下旬に本堂本調査にもとづく見積書が提出され、12月から修復の規模等について協議を行う予定。
▼「四日市別院本堂本調査」進捗状況について(第11回「総会」福島孝篤氏報告の要旨)
現在、破損調査・本調査を進めながら、耐震構造調査を並行して進めている状況である。調査の経過は次のとおり。
◎8月22〜23日、本堂外部四隅に一ヶ所ずつと内部から両余間床下に機械を入れ、二ヶ所地盤の調査を行った。全体の地盤の層の想定が出来る形で基礎設計の検討をする。
◎8月23日、瓦の調査を行う。正面、背面が本瓦葺きであり、両側面が棧葺きとなっている。瓦を測ると、棧葺きの部分でも本葺に近い状態で葺いている為、重たい瓦が使用されていることがわかる。
◎9月11日、関西大学の西澤英和先生立会いのもと、耐震構造の診断(構造調査)を行う。非常に地盤が悪く小屋組が傾斜していることがわかる。軸柱が非常に傾斜している原因、構造的にどういったところを直し、補強していくかについてアドバイスをいただいた。
◎9月17日、岡山理科大学の江面嗣人先生立会いのもと、登録有形文化財の申請に関する調査を行う。
◎今後、本調査については設計をする前に全ての軸組図、全部の木材を木拾い出来る調査をし、図面の悪いところに全てチェックをし、積算が出来る資料を作る。構造調査については屋根、基礎、構造補強がどのように影響するかというところで、本調査の中に組み込んで調査を進めていきたい。
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